ブックメーカーと村上春樹
村上春樹さん、早大に資料寄贈 原稿や書簡、研究拠点に
村上さんが国内で会見に臨んだのは37年ぶりという。
11月の初め、久しぶりに春樹さんをお見かけしました。
いやあ。お年を取られましたねー。
69歳ですって。無理もありません。
いつ見ても文学青年、ランニングシューズの似合う作家で
輝いていました。
今も執筆まえ、一時間のジョギングはされているんだろうか。
村上春樹氏は2006年にチェコのフランツ・カフカ賞を受賞してから
毎年候補にあがっています。
カフカ賞はノーベル賞に一番近い賞と言われているからです。
というのは04年と05年と2度、この賞の受賞者がノーベル賞も
受賞することが続いたため、毎年のノーベル賞騒ぎに
巻き込まれることになりました。
村上春樹氏の翻訳家、ハーバード大学の名誉教授ジェイ・ルービン氏はこう言っています。
ノーベル文学賞の発表を待つのは
村上作品を愛する人にとっては儀式といえます。
私にはそれがいつまで続くかわかりませんが
彼がこの儀式にふさわしい世界を代表する作家であることには
疑いのない事実といえるでしょう。
読みやすい,わかりやすい言葉でファンの気持ちを代弁してくれてます。
2012年 ノーベル文学賞 ラドブロークスより
小さくて見えづらいですが
2012年のノーベル文学賞です。
大本命は春樹さん。1.5倍
こんなことも書かれていました。
同ブックメーカーにはボブ・ディランも10倍でランクされているほか、英在住の日系人作家カズオ・イシグロも66倍のオッズがついている。
ボブ・ディランは2016年。
カズオ・イシグロは2017年受章しましたねー。
われらが春樹さん。
私は受章しなくてもいいな、思います。
少し、unhappyが春樹作品にも合うと思ったりして。
でも、応援はしたいな!楽しみたいわ。
ちなみに2012年ノーベル文学賞は中華人民共和国の莫言(バクゲン)。
ラドブロークス2018年ノーベル平和賞のベットはこちら(興味深いですよ)
私が春樹さんの作品で一番好きなのは
「東京奇譚集」です。短編ばかりの怪談集のような感じ。
その中の一編、ハナレイ・ベイは女性に読んでほしいな。
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